研修・入局案内

入局者の声

首藤 広恵Shuto Hiroe

(新制度)

大分大学医学部卒
2021年度入局
2025年大学院

初期研修①
九州中央病院
初期研修②
九州中央病院
専攻医研修
九州中央病院
製鉄記念八幡病院
勤務歴
聖マリア病院
九州大学病院

医師7年目の首藤広恵と申します。

医師になって6年間は福岡県内の市中病院で勤務させていただき、2025年度から大学院進学を選択いたしました。呼吸器内科入局を決めた思いや、これまでの勤務経験を振り返って九州大学呼吸器内科の魅力をお伝えできたらと思います。

医学部に進学したものの、学生時代から臨床に興味を持てるか自信がないまま初期研修が始まり、当初は救命処置が一通りできるようになったら研究の道にいけばいいかと思っていました。しかしその初期研修先で臨床の面白さ・やりがいを知ってしまい、気が付いたらバリバリの臨床医になっておりました。

特に呼吸器内科ローテート中に見た先輩方は、急性期疾患の患者さんに対しては迅速かつ冷静に、最善の治療を行われており、一方で慢性期疾患の患者さんに対しては、疾患そのものだけでなく、その方の生活や性格、これまでの生き様を汲み取り、またご家族の気持ちにも寄り添いながら、丁寧な診療をされていました。

その診療スタイルは私が想像していた「臨床医」の姿であり、また私が主治医になることで救える患者さんもいるのではないか、こうした幅広い病態に対して、スピード感と温かさの両方を持って関われるカッコいい女医さんになりたいと不思議と熱意が芽生え、呼吸器内科医を志すに至りました。

研修病院が九州大学の関連病院だったため、迷わず九州大学に入局させていただきましたが、同門の先生方は皆仕事熱心かつ指導熱心で、患者さんには優しく、時に激しく診療に向き合っており、大変信頼・尊敬できる方ばかりです。また研究の面では入局先を間違えたかと思うほど優秀な実績を残され、この場所から今後の新規治療エビデンスが見出されるのだろうか、とまたその一端に関わることができることを大変光栄に誇り高く思っております。最後にこの紹介文を書きながらも、呼吸器内科医として九州大学入局を選択してよかったなと改めて実感しております。一度見学に来ていただければ医局の和気藹々とした空気を感じていただけると思いますので、少しでも興味のある方はぜひ見学にお越しください。

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小島 和朗Kojima Kazuaki

(新制度)

九州大学医学部卒
2023年度入局
2025年大学院

初期研修①
浜の町病院
初期研修②
九州大学病院
専攻医研修
聖マリア病院
JCHO九州病院
勤務歴
九州大学病院

医師5年目の小島和朗と申します。初期研修後、市中病院で2年間勤務し、現在は大学院に1年目として在籍しながら九州大学病院に勤務しております。

初期研修は1年目を浜の町病院、2年目を九州大学病院で行いました。

初期研修が始まった当初は漠然と内科系を考えていましたが、1年目に呼吸器内科をローテートしてみて、その魅力に気づかされ入局を決めました。呼吸器疾患は疾患の幅が非常に広く、肺炎や喘息、COPDといったcommon diseaseから、間質性肺炎や肺癌のような難治性疾患まで多岐にわたります。特に後者のような疾患は新しい治療や研究が常に進歩しており、勉強のし甲斐がある分野だと思います。また、気管支鏡検査、胸腔ドレーンなどの内科的手技を多く経験でき、さらに、救急から慢性期、そして在宅医療に至るまで、患者さんの人生のさまざまな段階に関わることもできます。

入局後は、関連病院である聖マリア病院、JCHO九州病院で勤務しました。いずれの関連病院でも多くの呼吸器疾患を経験でき、臨床の基礎から応用まで幅広く学ぶことができます。現在は大学院に在籍し、臨床にも関わりながら、呼吸器疾患全般について学んでいます。大学病院では治験や臨床試験が盛んで、最先端の医療に触れることができるのも大きな魅力です。熱意ある先輩方が多く、日々刺激を受けながら働くことができています。指導医の先生方は皆教育熱心で、学術活動のサポートも手厚く、症例報告や論文執筆にも挑戦しやすい環境が整っています。

呼吸器内科の魅力は、経験して初めて分かる部分が多いと思います。ほんの少しでも興味のある研修医の先生は、ぜひ研修先の病院で呼吸器内科をローテートしてみてください。医局見学も大歓迎です。皆さんと呼吸器内科医として一緒に働ける日を心より楽しみにしています。

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増本 圭祐Masumoto Keisuke

(新制度)

鹿児島大学医学部卒
2023年度入局
2025年大学院

初期研修①
JCHO九州病院
初期研修②
JCHO九州病院
専攻医研修
九州中央病院
聖マリア病院
勤務歴
九州大学病院

医師5年目の増本圭祐と申します。現在は九州大学病院で病棟業務に従事しながら、大学院1年生として研究にも少し取り組んでいます。

私は鹿児島大学の出身で、ポリクリで見学した手術がおもしろく、当初は外科医を志望していました。そのため、研修期間のうちに内科の勉強をしっかりしておこうと、内科分野も強いJCHO九州病院での初期研修を選択しましたが、さまざまな科をローテートする中で、患者さんと向き合う時間の長い内科に魅力を感じるようになりました。その中でも呼吸器内科は、感染症や膠原病をはじめ、心疾患などの全身疾患にも精通することができるという特徴があり、また、呼吸器管理が必要な急性期だけでなく、癌や間質性肺炎のような、慢性期~終末期の在り方を患者さんやご家族の方といっしょに考えることができるところに惹かれ、呼吸器内科医になることを決めました。

3年目は九州中央病院に配属されました。主治医として患者さんの診療にあたる中で、自分の勉強不足が患者さんの不利益に直結する現場に何度も遭遇し、医療の怖さと主治医としての責任を強く自覚しました。当時の上司全員が患者さんファーストの考えで診療されており、その環境でご指導いただいたことで、私の理想とする医師像が明確になったと思っています。4年目の配属先は聖マリア病院でした。呼吸器内科医としてすこし自信がついてきた時期でしたが、3年目は目の前の患者さんの診療に精一杯で座学が不十分であったために、知識の不安定さを痛感した1年でした。幅広い知識をもつ上司の方々に指導いただく中で、経験や耳学問だけでなく、自分の中でエビデンスを確立しながら知識を身につけていくことの重要さを学びました。そして今年、九州大学病院で、個性豊かな同期7人で働いています。様々なところで研鑽を積んできた同世代の経験・知識・姿勢から刺激を受けることは多く、これからも高め合っていけたらなと思っています。今年からは、臨床診療に治験が加わり、抄読会で論文に触れる機会が増え、さらに臨床研究も同時に進めて、と盛りだくさんですが、ご指導いただける先生方のもと、充実した日々を送っています。

まだ医師5年目ですが、呼吸器内科を選んでよかったと、ことあるごとに思っています。幅広い分野を習熟することができ、急性期から慢性期・終末期まで、患者さんに寄り添うことができるのは、呼吸器内科の魅力のひとつだと思います。皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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岸川 泰之Kishikawa Yasuyuki

(新制度)

信州大学医学部卒
2022年度入局
2024年大学院

初期研修①
山口赤十字病院
初期研修②
山口赤十字病院
専攻医研修
JCHO九州病院
聖マリア病院
勤務歴
九州大学病院

医師5年目の岸川と申します。出身は信州大学で、卒業後に地元の北九州に戻り、九州大学呼吸器内科に入局しました。これまで市中病院で4年間勤務し、現在は大学院に進学しております。呼吸器内科医になった経緯や入局先に九州大学病院を選んだ理由、これまでの勤務先など簡単にご紹介させていただきます。

学生の頃、呼吸器内科は苦手な分野でした。疾患群が多いため試験の前には覚えることも多く、聴診をしてもよく分からず、レントゲンやCTも異常に気付くだけでも一苦労といった具合でした。呼吸器内科が面白く感じるようになったのは研修医になってからであり、呼吸器分野について悩む患者の治療について少しずつ勉強を進めていくにつれて、理解も深まりその奥深さに気づくようになりました。実際呼吸器疾患で悩む患者は多く、学生の頃に感じた疾患の多さはそのまま実臨床での患者の多さとも相関があるように思います。また癌からアレルギー疾患まで分野が広いことも特徴ですが、それは肺を通して全身を診ることができるということでもあり、幅広く多くの患者が診れる内科医になりたいと考えていた私は呼吸器内科医になることを決めました。

入局先に九州大学を選んだのは関連病院が多いというのはもちろんありますが、実際に見学やセミナー等に参加させて頂いてその雰囲気の良さを感じたというのもあります。色々な先生にお会いしましたがみな優しく尊敬できる方ばかりで、この辺りは実際に見学等に来て肌で感じて頂けたらと思います。

3年目はJCHO九州病院、4年目は聖マリア病院で働かせていただきました。どちらの病院も指導医の先生方に恵まれ、未熟な私を熱心に指導して頂き、急性期から慢性期の呼吸器疾患の管理や気管支鏡手技、呼吸器管理など呼吸器内科医としての基礎を学ぶだけでなく、如何に患者に寄り添い診療を行うかなど医師としての立ち振る舞いについても多くのことを学ぶことが出来ました。

大学という大きな組織には煩雑な面もありますが、実臨床では未解決の問題が非常に多く、大学での治験や研究の重要というのを改めて再認識する機会になっています。また同期と一緒に仕事が出来るのも大学以外では意外となく、新鮮で楽しい経験になっています。長くなりましたが、入局を検討している方々にとって、この経験が少しでも参考になれば幸いです。皆さんと一緒に働ける日を、心よりお待ちしております。

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中島 和輝Nakashima Kazuki

(新制度)

弘前大学医学部卒
2022年度入局
2024年大学院

初期研修①
浜の町病院
初期研修②
浜の町病院
専攻医研修
福岡赤十字病院
北九州市立医療センター
勤務歴
九州大学病院

こんにちは。医師5年目の中島と申します。

私が呼吸器内科の入局を決めたのは、臨床研修中の経験が深く関わっています。

様々な患者さんを診る中で、肺という一つの臓器でありながら、実に多彩な疾患が存在する呼吸器領域の幅広さと奥深さに魅了されました。気管支喘息、COPD、間質性肺炎、肺癌などそれぞれが独特な病態を持っています。難治性の疾患もあり、全力を尽くしても救命できずに悔しい思いをすることもありました。しかし、そんな中でも日々報告される病態の解明や新たな治療薬を耳にするたびに、この分野をもっと知りたいという思いが強くなりました。

また患者さんとの関わりから得られる喜びもあります。多くの方が呼吸困難に苦しんでいますが、診断・治療することで軽減され、笑顔で歩いて退院されるようになる、そういった姿を見送るときの喜びは何物にも代えがたいものでした。

学ぶべき内容・手技も多々ありますが、上級医の先生と最初は手取り足取りで、段々と任せてもらえるようになり、慣れていくことができました。先生方は皆さん優しく、いつでも気兼ねなく相談できます。質の高いエビデンスの探し方や症例報告など学術的なこともサポートいただいたことは大事な自分の財産になっています。

入局してから2年間は関連の市中病院で勤務しましたが、救急対応から慢性疾患の管理まで、臨床医としての基礎を学ぶことができました。入局3年目より大学院に進学し、最初の1年は大学での診療に携わっています。これまでの市中病院とはまた異なり、臨床試験・治験など新しい内容に刺激を受けることも多いです。来年からは研究に進む予定で、正直まだ分からないことだらけですが、新しい経験を楽しみたいと思っています。

入局して思うことは、皆さん教育熱心で、挑戦する人を応援してくれる風土と環境があることです。呼吸器内科の領域に少しでも興味がありましたら、ぜひ当科に見学にいらしてください。

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宮﨑 由依Miyazaki Yui

(新制度)

山口大学医学部卒
2021年度入局
2024年大学院

初期研修①
JCHO九州病院
初期研修②
JCHO九州病院
専攻医研修
倉敷中央病院
水島協同病院/岩国医療センター
勤務歴
倉敷中央病院
九州大学病院

医師6年目の宮﨑由依と申します。2024年4月より大学院に進学し、大学院1年目は九州大学病院呼吸器内科の病棟医として勤務しています。大学生の時には漠然と内科を志望していたため、初期研修は内科の研修が強い病院を選択し、JCHO九州病院で研修させていただきました。初期研修の1年間は内科系疾患をしっかり経験させていただき、どの科も学びが多くとても刺激的な研修でしたが、その中でも呼吸器内科を選択した理由は急性期疾患、なかには人工呼吸器を必要とするような病態もありながら、間質性肺炎や喘息・COPDのような慢性期疾患も診ることができ、また、気管支鏡や胸腔ドレナージなどの手技も少なからず経験でき、非常に幅広い医療ができることが魅力だと思ったからです。2年目でも呼吸器内科をローテートし、1年目の時に担当させていただいた方を再度担当させていただくことがありました。元気に抗がん剤治療を受けられていた方が1年後には緩和治療を行うこととなり、患者さん本人はもちろんご家族とも密に関わらせていただきました。どういう最期を過ごしたいか考え方は人それぞれであり、患者さんとご家族の気持ちに寄り添う事が大切であると実感することができたことも、1年目とはまた違った呼吸器内科の魅力と思い、九州大学呼吸器内科に入局を決めました。

入局後は、医師3年目より岡山県の倉敷中央病院の内科専門研修プログラムのもとで、3年目、5年目は倉敷中央病院、4年目は岡山県の連携施設である水島協同病院、倉敷中央病院リバーサイド、山口県の岩国医療センターで勤務しました。九州大学呼吸器内科の連携病院は福岡県内がほとんどであり、基本的に専攻医の3年間は福岡県内に勤務することが多いですが、私は一度県外の病院を経験したい気持ちがあり、研修医が終わったばかりの何もわからない状態で県外に飛び込むのは大変勇気がいりましたが、今では本当にあのとき決意して良かったと思います。内科J-OSLERのための呼吸器内科以外の症例もしっかり勉強することができました。倉敷中央病院では、急性期疾患を学ぶ機会が多く、気管支鏡検査や胸腔ドレナージなどの手技もたくさん経験できました。救急受け入れ患者数も全国トップクラスの病院でもあるため、1日中呼吸器内科の緊急入院対応をする日も多々あり疲弊する時もありましたが、同期や指導医の先生方に助けてもらいながら、とても勉強になりました。4年目では、緩和治療や在宅医療を学び、専攻医の3年間で急性期から慢性期、終末期医療まで幅広く勉強できたと思います。現在、九州大学病院の病棟医として勤務していますが、治験については市中病院ではあまり経験がなく、毎日新鮮で大変勉強になっています。

学生の頃から、将来進む科についてはいろいろ悩んで変わることもありましたが、最終的に呼吸器内科を選択して後悔はしていません。いま悩んでいたり、少しでも興味のある方がいらっしゃれば、一度見学に来ていただき呼吸器内科の診療を身近に感じていただければ幸いです。

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大後 徳彦Ohgo Naruhiko

(新制度)

山口大学医学部卒
2018年度入局
2023年大学院

初期研修①
福岡東医療センター
初期研修②
福岡東医療センター
専攻医研修
浜の町病院
大牟田病院
勤務歴
浜の町病院
福岡赤十字病院
九州大学病院

2018年度入局の医師8年目の大後徳彦と申します。呼吸器内科には学生のころから何となく興味を抱いていましたが、私が卒業した山口大学に当時呼吸器内科はなく、実習などで呼吸器内科に触れ合う機会はあまり多くはありませんでした。そのため、研修では呼吸器疾患に強い病院を探し、福岡東医療センターで研修をさせていただきました。研修医の2年間で多くの呼吸器疾患に触れ、呼吸器内科の先生方に熱心にご指導いただき入局を決めました。私が呼吸器内科への入局を決めたのは次の3つの点が大きいと思っています。1つ目は疾患の豊富さです。呼吸器内科で診なければいけない疾患は気管支喘息・COPD、間質性肺炎、肺癌、細菌性肺炎、結核など多岐にわたり飽きることがありません。2つ目は総合内科としてのスキルが身につくことです。呼吸と循環は密接に結びついており重症患者を診る場合は、呼吸管理だけではなく全身を管理する必要があります。また、呼吸器症状を契機に膠原病や血液疾患が見つかることが多く診断能力も求められます。専門性を持ちつつ、総合内科として実力もついていくことを魅力に感じています。そして、最後に、患者さんに診断から最後の瞬間まで携われる点です。呼吸器疾患には難治性の疾患が多く、例えば、肺癌が挙げられます。癌を内科で見る場合、診断してから最後の瞬間まで主治医としてみる科は意外と多くありません。しかし、呼吸器内科では診断した後は、外科や放射線科と連携をとり、局所治療が出来ない患者さんには化学療法を行い、場合によっては緩和医療まで自分で行うことがあります。つらい時もありますが担当した方を最後まで責任もって診ていくことは非常に意味のあることだと考えています。

九州大学病院の呼吸器内科では若手のうちは市中の総合病院を1-2年毎に異動していきます。病院によっては疾患の偏りがあり、やり方も少しずつ違うため様々な経験値が身につくのはいい点だと考えています。内科専門医制度の症例もその間に集めることができます。また、急性期病院が多いため呼吸器内科に必須な呼吸管理も若手のうちに経験することができます。私も入局してからは浜の町病院、大牟田病院、福岡赤十字病院などを回らせて頂き、呼吸管理や総合内科としてのスキルを学ぶことができました。

私は臨床が好きなので少しでも長く臨床に携わりたい気持ちがあります。ただ、自分が向き合う病気を分子レベルから見たり、治療薬がどのような臨床試験を経て患者さんに届くかを自分自身が経験したりすることは将来必ず役に立つと考え今年度から大学院への進学を決めました。同じ呼吸器内科医の中にも研究がしたい人、臨床が好きな人など色々な考えの人がいると思います。九州大学病院呼吸器内科では必要な臨床スキルは身に着けながらも様々な働き方ができます。呼吸器内科に興味がある方はぜひ見学にいらしてください。みなさんと一緒に働ける日を心よりお待ちしております。

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犬塚 優Inutsuka Yu

(新制度)

九州大学医学部卒
2019年度入局
2023年大学院

初期研修①
別府医療センター
初期研修②
九州大学病院
専攻医研修
浜の町病院
製鉄記念八幡病院
勤務歴
浜の町病院
福岡赤十字病院
九州大学病院

医師7年目の犬塚優と申します。2023年4月より大学院に進学しております。これまで呼吸器内科で研修をしてきて感じたこと、新内科専門医制度(J-OSLER)に関してお話させていただきます。

初期研修1年目は別府医療センター、2年目は九州大学病院で研修を行い、それぞれで呼吸器内科をローテートしました。呼吸器疾患は肺癌、喘息・COPD、びまん性肺疾患(間質性肺炎など)、細菌・ウイルス性肺炎と多岐にわたり、幅広い分野をみる必要があるため総合内科の側面が強いと感じました。「肺という臓器を窓口に全身を診る」という呼吸器内科に魅力を感じ、入局を決意しました。

入局後は浜の町病院の内科専門研修プログラムの下で、基幹病院である浜の町病院、連携病院である製鉄記念八幡病院、福岡赤十字病院といった市中病院で、内科・呼吸器専攻医として勤務しました。どの病院でも魅力的な上級医の先生にご指導いただき、たくさんの疾患を診ることができましたし、気管支鏡検査や胸腔ドレナージといった手技に関しても数多く経験させていただきました。上述のように幅広い疾患を診るため、特にJ-OSLERの症例集めに困ることはなく、新内科専門医取得も可能でした。

また疾患が多彩なだけでなく、気管挿管・人工呼吸器管理が必要な超急性期から、緩和ケアを主とした終末期まで、同じ疾患でも治療法が大きく変わるのも特徴です。医師を続けていると「絶対に救命したい」と思う超急性期疾患を診ることもありますが、難治性疾患を診ることも数多くあり、呼吸器領域では特に多いと感じます。難治性疾患の患者さん、ご家族に対してどのように接していくべきか、闇雲に治療することがすべてではなく、積極的な治療を行うべきかどうか判断が必要な場合もあります。患者さんの状態、性格や理解力まで含めて総合的に考える必要があり、それもまた今の時代に求められる医師のあり方の一つで、呼吸器内科はそれを学び、患者さんに提供できる科だと思っております。

少しでも興味がある先生方や医学生の方がいらっしゃいましたらぜひ見学にお越しください。また専門医のことも含めて、若手の先生の話を聞きたいということでしたら時間を調整して私からお話することもできます。いつか先生方と一緒に働ける日が来るのを楽しみにしております。

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中川 泰輔Nakagawa Taisuke

(新制度)

九州大学医学部卒
2019年度入局
2023年大学院

初期研修①
福岡赤十字病院
初期研修②
福岡赤十字病院
専攻医研修
福岡東医療センター
福岡病院
勤務歴
九州大学病院

九州大学呼吸器内科の中川泰輔と申します。卒後、6年間市中病院で勤務し、医師7年目になる令和5年度から大学院に進学しております。まだまだ未熟な身ですが、九州大学呼吸器内科に入局するまでのこと、そして入局後に私が感じたことを書かせて頂きます。

初期研修は福岡赤十字病院で行い、呼吸器内科をローテーションし多くのことを学びました。肺炎、気管支喘息、COPDなどのcommon diseaseを通して内科診療の基本を学び、肺癌や間質性肺疾患などの難治性疾患を通して治療だけでなく患者さんやご家族にどのように寄り添っていくかということも学びました。呼吸器内科の先生方は皆さん指導熱心で、胸腔穿刺、胸腔ドレーン挿入、気管支鏡検査、Aライン挿入、CVカテーテル挿入など様々な手技を経験させて頂きました。また、輸液、抗菌薬、人工呼吸器管理なども丁寧に教えて頂きました。日々の忙しい診療の中で先生方が一致団結している姿がかっこよく目に映ったことを覚えています。これらの貴重な経験もあり、呼吸器内科への入局を決めました。

3年目からは新内科専門医制度2期生として、呼吸器内科診療を主に行いながら内科研修を開始しました。福岡東医療センターを基幹病院とするプログラムを選択し、3年目と5年目は同院で、4年目は福岡病院で勤務しました。福岡東医療センターでは急性期疾患を中心に診ながら、結核病棟もあるため肺結核症例も経験することができました。福岡病院では慢性期から終末期も含めた症例を経験することができました。呼吸器疾患には、感染症、癌、閉塞性肺疾患、間質性肺疾患など様々な分野があり、また、人工呼吸器管理を含む全身管理を要する重症例も経験することになるため、日々の診療では悩むこと不安なことも多くありましたが、どちらの病院でも呼吸器内科の先生方はとても頼りになり、また些細なことでも親身になって教えて下さったため、乗り越えることができました。新内科専門医制度では内科全般の幅広い症例登録が必要となりますが、呼吸器内科診療を行っていれば、併存疾患も含め多様な症例を経験することが可能ですし、そこに初期研修時代の症例を加えれば問題なくクリアできると思います。私は昨年内科専門医試験を受けて、無事合格することができました。

4月から大学院に進学しておりますが、1年目は臨床も行いながら特に専門分野を特定することなく呼吸器疾患の各分野を学ばせてもらっております。大学院1年目には、卒後8年目医師が3名、7年目医師が3名、5年目医師が2名の計8名がいます。今までこれほど多くの同年代医師と一緒に働くことは無かったので、新鮮で楽しくあります。大学での臨床は治験や臨床試験など慣れないこともあり、また、抄読会や勉強会では分からないこともたくさんありますが、教官の先生方が優しく丁寧に指導して下さります。今後の研究分野に関して現時点ではびまん性肺疾患に興味を持っていますが、この1年を通して決めたいと思っています。呼吸器内科への入局を検討して下さっている方にとって、この文章が少しでもその後押しとなれたら幸いです。

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常岡 祐希Tsuneoka Yuki

(新制度)

九州大学医学部卒
2018年度入局
2022年大学院

初期研修①
県立宮崎病院
初期研修②
県立宮崎病院
専攻医研修
福岡赤十字病院
勤務歴
JCHO福岡ゆたか中央病院
聖マリア病院
九州大学病院

平成30年入局の常岡と申します。初期研修は県立宮崎病院で、呼吸器含め内科と救急を中心に研修しました。後期研修は福岡赤十字病院プログラムで内科専攻医を終え、昨年内科専門医取得しました。令和4年より九州大学大学院進学と病棟医員として勤務することとなりました。

医師になる前は、呼吸器疾患は喘息・肺炎などのcommon diseaseばかり連想していましたが、実際は悪性腫瘍、間質性肺炎、COPD、気胸、気管支拡張症や肺結核など多岐にわたり、急性疾患から慢性疾患そして緩和医療まで幅広いことが分かりました。自己免疫性疾患として他疾患とオーバーラップすることも多く、時には居住歴や職業歴が重要であることもあります。呼吸器疾患のため画像所見、聴診所見が特に重要ですが、それに加え病歴・全身身体所見・時間的経過も診断や治療には必要です。

初期研修(医師1年目、2年目)は県立宮崎病院で研修を行いました。地域の肺癌症例が多く集まり、分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤などが次々と承認される中で精力的に治療されていました。その中で喘息・肺炎・関連間質性肺炎や過敏性肺炎といった疾患も多く経験でき、一緒にお仕事をした研修医とともに呼吸器はいろいろな疾患を見ることが出来、面白いとよく話していました。大学時代にクリニカルクラークシップで呼吸器科を回っていたこともあり、医局の様子もわかっていたため当医局に入局しました。

入局後に福岡赤十字病院のプログラムで後期研修(医師3年目、4年目)を開始しました。内科専攻医ではありましたがほぼ呼吸器内科として研修しました。指導医はじめ初期研修医や同年代の先生に恵まれ仕事もしやすく、先輩から指導を受けその分自分から研修医の先生にも指導をすることでより勉強になったと思います。肺癌が3分の1、感染症が3分の1、その他が3分の1程度で、急性呼吸不全も多く経験できICU管理も学ぶことができました。

令和2年(医師5年目)は地域医療として筑豊の福岡ゆたか病院に勤務しました。この頃はコロナ第1波でもありましたので、結核とCOVID-19を中心に診療しました。令和3年(医師6年目)は久留米聖マリア病院で肺癌・感染症・COVID-19を中心に経験させていただきました。この時に内科専門医試験を受けましたが、呼吸器疾患は感染症や膠原病や循環器・集中治療疾患と関連も深くこの辺りは通常臨床を通じて対策しやすい印象でした。

今後私は呼吸器内科専門医、そして大学院に進学し学位取得を目指しています。肺癌分野では新しい治療薬が次々と開発され特に関心を持っています。人により、ある薬は効果がありますが逆に他の薬は効果が少ないなどまだ原因が分かっていない問題もあります。臨床医として今後EBM行っていくうえで、自分も研究に関わることで少しでもその蓄積に役立てればと考え、また正しいエビデンスを取捨選択できる目も鍛えていければと考えています。

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指宿 立Ibusuki Ritsu

(新制度)

九州大学医学部卒
2018年度入局
2020年大学院

初期研修①
国立国際医療研究センター
初期研修②
国立国際医療研究センター
専攻医研修
済生会福岡総合病院
福岡病院
勤務歴
九州大学病院

医師6年目の指宿立と申します。私は研修医時代にチロシンキナーゼ阻害剤(分子標的治療薬)が奏効した進行期肺癌の患者さんを経験したことから呼吸器科に進路を決めました。当時東京で初期研修医をしていましたが、ほとんどの研修同期が関東に残る中で自分も関東の病院での就職や入局も検討していました。しかし全国的な評判を聞き、研修医2年目に九州大学病院呼吸器内科を見学し、その際に感じた先生方の臨床と教育への熱意、そして研究にも力を入れている部分に魅力を感じ、入局を決めました。九州大学は出身大学ではありましたが、九州を離れたことで客観的に良さを認識できたと思います。

入局してからの3年間は九大病院プログラムの内科専攻医(従来の後期研修医)として原三信病院、地域医療機能推進機構(JCHO)九州病院、九州大学病院でそれぞれ1年ずつ勤務しました。どの病院でも指導医の先生方に大変恵まれ、人生の先輩として尊敬するメンターに何人も出会えたことが大変ありがたかったです。呼吸器診療や全身管理はもちろん、救急対応から最新の臨床試験まで多くのことを学びました。何より、患者さん一人一人に対して真摯に向き合う指導医の背中で、自分の成長を促されました。内科専攻医としては呼吸器疾患以外にも多様な疾患群を担当する必要がありますが、不足なく経験して内科専門医資格認定試験も無事に合格し、内科専門医を取得出来ました。更に、がん薬物療法専門医取得を目指していることをお伝えしたところ、各病院で血液内科や腫瘍内科でも従事する機会をいただき、肺癌以外の腫瘍性疾患の治療にも携わることで理解を深められました。新専門医制度の1期生として当初は不安もありましたが、サポートのお陰で希望を最大限叶えていただき、やりがいを感じながら励むことができた3年間でした。

現在は医師として診療従事しつつ、肺癌に関する基礎研究、臨床研究を行っております。呼吸器分野は進歩が著しく治療法は次々に改良されていますが、患者さんと医療者にとって満足できる治療にはまだ到達していません。臨床での悔しい経験は心にずっと残っており、現在の限界を押し広げることに少しでも貢献できるような研究をしたいと考えています。

重症や難治性疾患を扱うことが多い呼吸器科の特徴の一つは、医師として患者さんやご家族の人生に寄り添うことができる点だと感じます。その分、責務を重く感じることもあるかも知れませんが、だからこそ、成長とやりがいを感じられる環境が重要ではないでしょうか。九州大学呼吸器内科は皆さんを医師として成長させ、やりがいを実感させてくれる、“人”と“場”が揃っています。興味がある方は是非、気軽に見学にいらしてください。そして、皆さんと一緒に働くことが出来る日を心から楽しみにしています。

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秦 兼太朗Hata Kentaro

(新制度)

九州大学医学部卒
2018年度入局
2020年大学院

初期研修①
九州中央病院
初期研修②
九州大学病院
専攻医研修
済生会福岡総合病院
福岡病院
勤務歴
九州大学病院

九州大学呼吸器内科の秦と申します。

九州大学卒業後、市中病院・大学病院で5年間勤務し、現在は大学院に進学しております。まだまだ学ばせて頂いている身ですが、これまで九州大学・呼吸器内科について私が感じたことを書かせて頂きます。

学生の頃は、呼吸器疾患に対して、「勉強する範囲が広く難解で、死因の原因となることが多い」という、ざっくりとした重たい印象を持っており、呼吸器科を将来の入局先として考えたことはありませんでした。しかし、市中病院で初期研修を開始すると、呼吸器科は患者数が非常に多く、急性期から慢性期・終末期まで診療に携わっており、非常に目立って見えました。気管支鏡検査や胸腔ドレーン挿入などの手技も多く、研修で回った際には、非常にバランスの取れた勉強をさせて頂きました。指導医の先生方は臨床力が高く、特に部長は博識で研究にも精通しており、憧れを抱いて、自分も呼吸器内科へ入局させて頂きました。

その後、新内科専門医制度1期生として、呼吸器(subspeciality)診療に重点を置きながら,九大プログラムで内科研修を行いました。3年目は済生会福岡総合病院で急性期疾患、4年目は福岡病院で呼吸器疾患の慢性期や終末期、5年目は大学病院で希少疾患や癌診療の経験を積むことができました。九大プログラムは関連病院が多く、大学での勤務も最低1年間は必要となるため、非常に幅広い疾患の経験を積むことができます。私の場合は他科のローテートは最小限で、必要な経験症例数を確保しました。また、普段から細かく指導してくださる指導医や真面目な同期に支えられ、最短でサマリーの作成を終え、専門医試験も無事合格できました。

現在は大学院に進学し、間質性肺疾患をテーマとして研究に励んでおります。臨床医として勤務するなかで、難治性の呼吸器疾患により苦しんでいる患者さんは非常に多く、病態解明や治療法開発に向けた研究の必要性を強く感じました。臨床を経験したからこそ、上手く行かないときも、やりがいを持ってモチベーションを高く保つことができています。

初期研修医の頃、入局を検討していると伝えても、悲しいことに大して勧誘されませんでした(笑)。しかし、一度食事に連れて行って下さった時には、すでに入局用の書類が準備されており、冷や汗をかきながらハンコを押した記憶があります。若干だまし討ちにあった気持ちになりましたが、あの時、勢いで入局して良かったです。 入局を考えこの文章を読んで下さる方がいましたら、一緒に働ける日を心待ちにしております。

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堤 央乃Tsutsumi Hirono

(旧制度)

山口大学医学部卒
2017年度入局
2018年大学院

初期研修
福岡東医療センター
後期研修
九州大学病院
勤務歴
八幡製鉄記念病院

私が呼吸器科に興味を持ったのは、大学で出会った呼吸器科の女性の先生がかっこよかった、という単純な理由でした。出身大学に呼吸器科がなかったため、複数の大学に見学に行き、九大呼吸器内科の各分野に教育熱心なエキスパートの先生方がいらっしゃることや、夏合宿などを通して楽しみながらもしっかり勉強する医局としての姿勢に魅力を感じました。また、他大学出身であることの壁も全く感じない雰囲気に安堵したのを覚えています。

初期研修は九州大学の研修プログラムで行いました。実際に呼吸器科をローテートし、生命維持に必要不可欠な呼吸という領域を専門としながら、急性期から慢性期まで幅広く診療に携われることを魅力的に感じました。研修医期間中に指導していただいた先生方のように日々真摯に患者さんに向き合えるようになりたいと思い、最終的に入局を決めました。

また、当科では臨床試験を数多く行っており、教科書通りに患者さんを治療するだけでなく、よりよい治療を目指した最先端の医療に携わることができます。さらに、気管支喘息に対するサーモプラスティなどの最新技術も経験できることは、入局してから気付いた当科の大きな魅力です。

内科専門医については、旧制度のため、まず3年目でレポートを作り、4年目で試験をうけました。呼吸器科では全身疾患をみる機会も多いため、症例には困りませんでした。

4年目からは大学院に進学しました。学生の時は研究のことなど考えたこともありませんでしたが、実際研究を始めると臨床とは違う楽しさがあり、いつか自分の研究が患者さんの役に立つことを期待しながら日々研究に励んでいます。今年度、妊娠出産も経験しました。妊娠中は動けない日も多い中、多くの先生が体調を気遣ってくださり、研究のサポートをしてくださったため、出産・育児と併行して論文も完成させることができました。上級医の先生方も含め、妊娠、出産について理解のある医局だと実感しました。なにより心強いのは、回りに先輩ママ、パパがたくさんいることです。子育てや今後の働き方を相談できる相手がたくさんいて、女性医師としても本当に恵まれた環境です。

まだ入局先に迷っている先生方、ぜひ気軽に呼吸器内科へ見学にきてください。そして、九州大学病院 呼吸器内科の魅力をたくさん感じてもらえたら嬉しいです。将来一緒に働けることを楽しみにしております。

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